代表理事会長
田中 稔彦
「良き流れを未来につなぐ」~経済波及効果を県内の各産業、各地域に拡大しよう~
熊本県工業連合会は来年で創立30周年を迎える幅広い業種の製造業が中心の団体です。また最近のTSMC進出に伴い、人材派遣業や運送業など新たな業種の皆様が会員にお迎えしており約320社で組織しております。
TSMCの進出を機に、熊本はいま変革の時期を迎えています。
半導体の第一人者である熊本県立大学の黒田忠広理事長は、今後AIを中心とするデジタル社会が産業革命を越えるくらいの変革をもたらすと述べておられます。
JASM(TSMC子会社)がいよいよ令和6年末に本格稼働するとともに、第二工場建設が決定しました。これはシリコンアイランド九州の中心として熊本の優位性が認められた証であり、第一工場を上回る巨額投資となり、半導体関連業界だけでなく自動車、通信、機械、さまざまな分野に波及することが見込まれています。このよき流れを捉えて熊本県工業連合会としても半導体関連産業にとどまらずすべての産業に経済効果が波及するように、県内産業の発展に尽力して参ります。
また一方で人材不足やエネルギー価格や原材料費の高騰などの課題もあります。熊本県工業連合会としては、会員企業の業況への影響、要望等を的確に捉え、会員同士の情報の共有化や行政庁への情報提供を行うとともに、有用な施策情報等の会員への迅速な提供を行うこととしています。
このようなダイナミックな変革の時期において熊本県工業連合会の役割は大変重要となっています。会員の皆様方のご協力を得ながらこれから起こるであろう様々な課題に取り組んでいきたいと考えております。
一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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令和6年度
一般社団法人熊本県工業連合会役員名簿
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役職
氏名
企業・団体名
職名